眼精疲労からくる頭痛　〜簡単予防法４選〜

目をずっと使うことで筋緊張が起こります。
目の周りの筋肉が緊張すると、周辺の血液循環が悪くなり、頭痛に繋がります。　
まぶたを温めて血流を起こすことが一番のポイントです。
市販のホットアイマスクを使ったり、濡れタオルを軽く絞ってレンジで40秒ほど温めた蒸しタオルをまぶたの上に置いておくのも良いですね。蒸しタオルはジップロックなどの耐熱性のある袋に入れて使用することで、タオルの乾燥を防ぎます。お風呂での蒸しタオルの使用もオススメです。

顔にはたくさんのツボがあります。
うまくマッサージをすることで、効率的に血流が上がり、さらに筋肉のコリを和らげることが期待できます。

目の周りにある代表的な「晴明（セイメイ）」「攅竹（サンチク）」「太陽（タイヨウ）」を指の腹でゆっくりを5秒ずつ押してください。それだけでけで目の周りの血流が上がるだけでなく、筋肉のコリもほぐれます。デリケートな場所なので、力任せグリグリ押すのはやめましょう。

また、目をぎゅーっとつぶり、パッと見開くと目の周りの筋肉を動かすことになります。疲れ目に対する簡単な運動なので長時間パソコンなどの画面を見た後にやってみてくだっさい。

紫外線は目に大きな影響を与えます。目から吸収され角膜に炎症を起こしたり、充血を引き起こしたりするだけでなく、目の病気にも繋がります。
アイスランドや能登半島と赤道に近い地域を比べると、紫外線の強い赤道に近い地域の方が充血もしやすく、白目が黄色っぽくなりやすいというデータも出ています。外出時には、サングラスや紫外線をカットする加工のメガネをかけることをいいですね。

また、パソコンやスマートフォンが発するブルーライト。これは良くないものと思われがちですが悪いことばかりではありません。実はブルーライトは太陽の光にも含まれていて1日の生活をスタートする際に浴びると、その日のリズムを作る大切な光でもあります。そのため、夜寝る前にブルーライトを浴びることは太陽の下で寝ているのと同じ状態になります。睡眠の質の低下が起こり、目の調節機能が低下することで、眼精疲労となり頭痛へと繋がります。
眠る30分前からブルーライトを歯磨きやストレッチなど避けた行動を習慣化することで、眼精疲労はもちろん、睡眠の質もアップします。

血流をあげたり、コリのない筋肉を維持するには水分は欠かせません。
そのためにはこまめに水分摂取をしましょう。水分不足から血流が低下してしまうことがあります。頭痛が起きた時も水分をしっかり取ることで、痛みがやわらいだ経験はありませんか？
頭痛・眼精疲労の予防以外にも、水分をしっかり摂ることは健康的なライフスタイルを維持するのに欠かせません。

外側からの保湿もしてみましょう。
寝起きは目が一番乾燥している状態です。寝起きに目薬をさすことで、目が潤い若々しくも見えます。ゴロゴロとした目の不快感もなくなり、目覚めも良くすっきりとした朝を迎えられます。
加湿器を使い、部屋の湿度を50％前後に保ちましょう。目が乾きにくくなるだけでなく、汚れにくくもなります。加湿器がなければ、コップ１杯の水を近くに置いておく、水で濡らしたタオルをかけておく方法を取りましょう。霧吹きで水をまくと即効性があります。