子どもが訴えるかかとの痛み　原因と対策

跳び箱やバスケットボールなど、着地をすることが多いスポーツはかかとに大きな負担を与えます。また、かかとをぶつけたり、衝撃を繰り返すことで痛みが増していきます。

足にはアーチが３つあります。このバランスが崩れることで歩くたびに負担がかかり、かかとの痛みの原因となります。
皆さんがよく聞く「扁平足」も足のアーチの１つである内側縦アーチが潰れたためにおこっています。

かかとが痛くてこられる患者さんのほどんどが普段履いている靴が原因です。大人もそうですが、足の成長が著しい子どもは、特に靴によるかかとの痛みを訴えて来ます。
小学生までは、足の成長が目立ちます。靴は遅くても半年に一度はしましょう。サイズが同じであっても、靴を履きつぶしていると本来の役目を果たしていません。履き方１つでも靴の持ちが違います。

かかとの痛みは筋肉の炎症によるものがほとんどです。
松井接骨院では、筋肉の消炎を第一アプローチとします。
高周波温熱機器ラジオ波は深部まで浸透する高周波で、痛みはありません。筋肉を動かしながら施術ができるので可動域の改善にも適しています。
はり治療も効果的です。はりは、患部に直接消炎効果をもたらすことが期待できます。当院では、痛みの度合いが強い方にオススメしています。また、電気治療器を使えない方ははり治療をします。

かかとの痛みの原因はほとんどが靴にあるとお話ししました。
根本原因をなくすために、普段履いている靴の履き方を変えてもらいます。時には、靴自体を変えてもらうこともあります。
靴のサイズが違うだけでも、かかとの痛みの原因になります。サイズの合った靴に変えるだけでも痛みは軽減します。あなたに合った靴の選び方をしてください。それもご来院の際にお伝えいたします。
靴はかかとを踏まない、靴紐ならばしっかりと結ぶといったことをすることが大切です。

足整療法士でもある松井院長です。
松井接骨院の足整板は２種類あり、用途・症状により適した方をオススメしています。
また、足整板よりも手軽に使えるサポーター（eテープ）は靴を履かないところでも使えます。